映画『JUNK HEAD』動画を無料でフル視聴！NetflixやHulu/Amazonプライムで配信してる？

イスト

30代男性

堀貴秀が監督したストップモーションアニメーション映画「JUNK HEAD」ですが、この映画を観る前に知っておいてほしいのが7年という長い年月をかけて堀監督がストーリーから小道具から、撮影やら映画にまつわる全てをほぼ一人で作ったということです。それを知って観ると、一つ一つのシーンにどれだけ時間がかかり、堀監督のこだわりがあるのかを身に染みて感じることができます。このサイバーパンク的な世界観や緻密な設定がすべて掘監督よ頭の中で繰り広げられていたと思うと、どんだけ天才で才能豊かなんだと思うと思います。正直、昨今の日本映画の冴えない状況にはうんざりしてましたが、この作品に関しては熱量も内容もすべて海外に出しても負けない作品になっていると思います。

ぱぴこ

50代女性

ストップモーションアニメの作品。とにかく面白い！ここ最近観た作品の中でも群を抜いて惹き込まれました。ほぼ無限の命と引換えに生殖能力を失った人類。それとは対象的に人間が過去に作ったマリガンは地下世界で繁栄しています。そこで調査をするべく地下へ向かった主人公の物語です。元々は動画配信サイトで短編を作っていたようで、それを観ていたら世界観がもっと把握しやすいのかもしれません。私は観てなかったのですが、それでも面白かったです。マリガンたちの造形もいいですし、キャラの動きもとてもいい。ちゃんとスピード感が表現できているシーンも多く、ハラハラドキドキの展開がいいです。制作スタッフは堀貴秀氏のみ。7年かけて作り上げたちょっと不思議な世界が楽しい作品です。

タケ

50代男性

たった一人で、7年もかけて作った作品ですので、それだけでも感動しました。画面上ではリアルな地下や工場が出てきます。登場人物たちは不思議な言語を使い、すべて字幕で理解できますが、発音が独特で癖になりそうでした。この作品は、私たち人間の近未来への痛烈な警告のように感じました。不老不死を得た代わりに、生殖機能を失った天にいる人類の一人が、仕事で地下文明に降り立つというものですが、ありそうでない、なかなかユニークな設定でびっくりしました。その彼がいろんなアクシデントに見舞われます。目的を果たす前にストーリーは途切れるので、もっと見たいという気持ちが起こりました。エンドロールで監督の凄まじい奮闘を知りまさに脱帽です。

逆カステラ

40代男性

なんとも愛くるしいような薄気味悪いようなそんなフォルムをしているキャラクターが現れアニメーションの限界まで表現している作品。世界の人口が激減したそんな世の中を舞台にあらゆるものと対峙しながらガラクタのまみれた世の中で主人公のロボットが奮闘していくお話。ストーリー自体はそれほど凝っておらず直球でわかりやすいひねりがないと言えばそれまでですが、多くの粘土で形作られたアニメーションがとても面白いのでそういったストーリーを度外視して見ることができます。アニメもそうなのですが手書きで書かれてと何枚も何枚も重ねて書かれているとは気が付きにくいもの、しかしこのアニメーション作品はひとつひとつが手作りで少しずつ動かしているということがすぐに分かるので、その感動もひとしおなのでした。

momoconi

40代女性

すごいもん観たな!!!!!っていう衝撃と感動!!!!!アニメもSFもあんまり好きじゃない私が言うんだから、かなりの高評価。 「遺伝子組み換えで、長寿を得た代わりに子孫を残せなくなった」という説明からスタート。「人類に向けて何か深いメッセージがあるのか…？」と探しながら観たけど、特にメッセージ性は無し(笑)。深く考えずに楽しめば良いです、この映画。ただただ面白いです。脇役それぞれにしっかりキャラがあって、見た目もとてもかわいらしい。非現実的なストーリーなのに引き込まれ、キャラクターに共感し、ピンチの時には一緒に焦ってしまう。構成も演出もうますぎます。監督がほぼ1人で７年かけて製作、声優もほぼ監督が1人でこなす異色作。(なぜならお金をかけられないから！！)海外でもうけそう！と思ったら、日本より先に海外で公開済みだったそう。そういうことかー！とにかく凄いので観て欲しい。

晴明桔梗

40代女性

地下世界で繰り広げられる奇妙なアンドロイドたちと不気味なクリーチャー、そして人間が織りなすシュールレアリズムな世界。全編通して溢れ出るディストピアな世界観は見るものを圧倒するものがあり、素人が作りあげたとは思えないほど映像のクオリティが高いです。また、色味であったり作品に映るもの全てがレトロ調に溢れ、退廃した世界観を醸し出すのに一役買っているように感じました。作品中は基本的にクレイアニメーションらしいコミカルな物なのですが、一貫して仄暗い雰囲気を醸し続けているためにあまり笑えないというシュールさがあり、こうなる以前の光景など見えてこない部分へと目を向けさせる、思わずちょっと考えさせられてしまうインパクトの非常に強い作品となっています。