サヨナライツカ

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映画『サヨナライツカ』

サヨナライツカ

サヨナライツカ

【原作】
辻仁成

【公開】
2010年1月23日

【監督】
イ・ジェハン

【脚本】
イ・ジェハン
イ・シンホ
イ・マニ

【出演者】
中山美穂
西島秀俊
石田ゆり子
加藤雅也
マギー
スパコン・ギッスワーン
川島なお美
松原智恵子
須永慶
西島隆弘
日高光啓
ジャスミン

映画『サヨナライツカ』あらすじ

1975年、タイのバンコク。イースタンエアラインズ社の若きエリート社員、東垣内豊(西島秀俊)が、婚約者の尋末光子(石田ゆり子)を東京に残してバンコク支社に赴任してくる。仕事も恋愛も順調、前途洋々の日々を送る豊だったが、その前に美貌と官能的な魅力を漂わせる謎めいた女性・真中沓子(中山美穂)が現れる。光子のことを思いながらも、沓子の魅力に抗いきれない豊。やがて2人は体を重ね、沓子の暮らすオリエンタルホテルで愛欲の日々が始まるが……。

芥川賞作家、辻仁成の小説を「私の頭の中の消しゴム」のイ・ジェハン監督が映画化。1人の男性をめぐって、“愛すること”を選ぶ女性と“愛されること”を選ぶ女性の姿を通じて、愛のあり方を問う。中山美穂が「東京日和」以来12年ぶりにスクリーン復帰。共演に「ゼロの焦点」の西島秀俊、「誰も守ってくれない」の石田ゆり子。

映画『サヨナライツカ』のみんなの感想

サヨナライツカ

30代女性

私は、中山美穂さん、西島秀俊さんの大ファンでもあり、映画が上映されると、すぐに見に行きました。 この映画の内容は、見ためは、よくある男女の恋愛映画です。出張先の海外で出会い、恋に落ち、帰国によって涙の別れ、離れてしまってもお互いに想っていた、数年後の再会、復縁、病、死の流れで、物語は進んでいきます。 物語のキーワードは、「真実の愛とは」です。 西島秀俊さん演じる役柄は、頭のキレる大変優秀な会社員です。社長候補にも挙げられており、仕事場では、大変貴重な人材でもある。そして、プライベートでは、結婚相手は、お金持ちの娘さんを奥さんに決まっており、欲しいものはすべて手に入る。男性なら誰でも羨ましい存在かもしれません。 しかし、晩年の西島秀俊さん演じる役柄の男を見ると、家族とは、疎遠状態のようでした。 つまり、本当の欲しいもの「真実の愛=愛情」は、手に入らなかった。 お金、地位を選ぶか、それとも幸せを選ぶか、考えさせられる映画です。

 

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