映画『大怪獣のあとしまつ』動画を無料でフル視聴！NetflixやHulu/Amazonプライムで配信してる？

なやなやん

50代男性

感想を述べるのが難しい映画でした。そういう意味では実際に見て自分なりに感じるのが非常に向いている映画です。多くのジーンで見方を変えると180度違って見えてくる映画だと思いました。着眼点は面白かったですね。過去から数多くの怪獣映画が作られて来ましたがその多くの怪獣は倒されたあとどうなってしまうのだろう？爆発した後は町はどうなってしまうのだろう？という疑問点が出る状態だったので、その点に切り込んでシリアスに対策を考えて対応していくというフォーマットはとにかく秀逸だと思いました。出演者も豪華で、山田涼介さんと土屋太鳳さんと美形のツートップは見ているだけで感心するし西田敏行さんの怪演も健在でした。個人的には、変にウケに走ったところを除くと合格点の映画です。

ミノリ

50代男性

観る前は評価が高くないので、悩みました。しかも怪獣が戦う映画ではないので、興味もありませんでした。それでも友達が面白かったというので、思い切って観に行きました。ズバリ観てよかったというのは一番の感想です。評価が低いのは、観ている人の期待しているものがないからだとは思いますが、この作品はそれなりのきちっとした切り口を持っていますから、私は決して駄作とは感じませんでした。最初に謎の光で大怪獣が突然死ということでしたが、その設定がおかしくて、まさかそんなことでと、笑って観ていました。全編を通じて強く思ったのは、あとしまつすべきものは怪獣ではなく、境涯の低い地球人や、上司が無力のために動かない組織、さらにはダメな不倫の恋だと、監督が言っているようで、胸に突き刺さりました。 それでも、監督の遊び心みたいなものも垣間見えて、リラックスして観れたので感謝です。山田涼介と土屋太鳳のコンビはとても素敵でした。いずれにしても特撮エンターテインメントでありながら、いろんな見方ができるという意味では引き出しの多い作品だといえます。

イスト

30代男性

ヒーローが怪獣を倒した後、後始末はどうするのか？という面白い設定が話題となった本作ですが、感想として非常に否定的な意見が多いです。理由としては、観る側が壮大な特撮映画を期待しすぎて肩透かしを食らったことに理由があると思います。これに関しては、宣伝が悪かったのではないかと思うのですが、壮大な予算をかけまくった三木聡監督のコント映画として考えれば非常に楽しめる映画だと個人的には思っています。官邸でのドタバタ劇や小ネタの数々、社会風刺を交えたジョークの連発など三木聡監督らしい魅力が詰まっており、彼のファンはきっと楽しめる内容になっていると思います。観るときは、肩の力を抜いて楽に楽しむのをオススメ致します。

くじら

40代男性

大怪獣をしまつする政府直轄の特殊部隊・特務隊の青年たちの奮闘を描いた作品、ではなくこれをベースにした社会問題を提起をしてる作品です。大怪獣の死体処理を行うにあたって、現実的な問題を政治家・現場作業員・一般人のそれぞれから見た視点で問題を提起して観ている側に問いかけています。作品は下ネタ要素が多々入っているので、カップルや子連れで見に行く映画ではなく、３０歳以上のおじさんが一人で見に行ってクスっと笑う映画だと思います。三木聡監督は”亀は意外と速く泳ぐ”から知っていて、とてもユニークで面白く、もう一度見ないと理解できないシーンなどがあり、何度も見ようと思う作品です。この作品もDVDが出たら購入して考察しようと思います。

ひた

30代女性

国民的大怪獣を彷彿させるようなビジュアルもあり、豪華な俳優陣も相まって特撮モノの大作だと思う方も多い作品ですが、完全なるコメディ映画です。大怪獣を倒した後、その死骸の処理を巡って起こるドタバタ劇を描いた作品で、ギャグあり・下ネタありの作品です。(お子様と見る場合はご注意ください)時効警察の三木聡監督がメガホンをとっているため、時効警察のようなゆるーい世界観で進むコメディであることを前提に見れば十分に楽しめる作品かと思います。(逆にそこをわからずに期待値を高くして見てしまうと期待はずれな作品になってしまうかと思うので、これからこの作品を見る方には声を大にしてお伝えしたいです)随所にパロディもあったりするので、大人がふざけて作った作品だと思って、気軽に楽しんでいただくと良いかと思います。

余民

40代男性

大怪獣をやっつけるシーンは、ウルトラマンで数多く見てきました。それらの物語は、怪獣をやっつけたらそこでめでたしとなって終わるものばかりでした。現実問題として怪獣をやっつけたらその後始末が必ず必要になるわけで、そこにフォーカスした作品ということで興味深いものがありました。イメージとしてはコメディなストーリーを思っていました。総理が、誰がかたづけるのかなー、というあたりにはコメディな感じがしていました。その他、所々に面白いシーンはありました。途中からユキノ、アラタ、正彦の恋愛の後始末の話のほうがメインのようになってきているように感じられ、かいしの後始末に関して、政府が方針を示すために学識経験者たちの委員会を立ち上げるとか、漁師なんかが風評被害を恐れてデモをするとか、そういう現実的な問題を、ヒーロー映画に対するアンチテーゼとして見せて欲しかったです。

コブラ

20代男性

まず、この映画はシリアスなSF映画ではありません。内容はとてもシンプルで地球に侵略してきた怪獣を倒す、、、のが目的ではなく、そのあとの死体の処理のお話。巨大怪獣を倒した人類だが腐敗により死体がガス爆発を起こす可能性が浮上した。そのために死体処理に動き出すのだが、、、。あらすじはよく考えれば特撮ヒーローなんかは怪獣を倒すまではやってくれているが、そのあとのリアルな気になるところを題材にしてくれていると感じました。ですが、所々よく分からないギャグなどを入れられている点などがネットの低評価に繋がっていると思います。（評価2.2ぐらい）でも僕からするとこの2.2というネットのレビューは一般ウケしないコアな作品だと思います。一般ウケはある程度主人公が勝つ、活躍する、などの安パイな物語を好みます。そもそもこの映画のあらすじ自体コアな内容です（笑）少しマニアックなB級作品をお好みのあなた、そんな人にはぴったりの作品です。

ドッグラン

30代男性

怪獣を倒したはいいものの、その処理に困っているという人々のお話なのですが物語の切り口が非常に斬新で面白い作品です。Hey!Say!JUMPの山田涼介さん主演で共演には土屋太鳳さんや濱田岳さん、オダギリジョーさんや松重豊さんなど豪華俳優陣が勢揃いしているので、すごく贅沢な気持ちになってきます。監督は時効警察を撮っていた人なのでシュールな笑いはお手の物とばかりに小ネタを大量に放り込んでくる作品作りには頭が下がります。怪獣が死んでいるにも関わらず、まだ人々に脅威を与えている感じがすごく面白いです。爆発するかも知れないというハラハラ感も画面全体から滲み出ていたので目が離せませんでした。特撮映画の新たな可能性を感じた作品です。