映画『騙し絵の牙』動画を無料でフル視聴！NetflixやHulu/Amazonプライムで配信してる？

たいら

50代男性

会社の中には派閥争いのようなものが必ず有りますが、それぞれが騙しに合いをしてこの物語は展開して行きます。その軽快な語り口は、リズミカルであっという間にエンディングまで進みます。しかも、その間には、巧妙などんでん返しが挟まり、めちゃくちゃ面白いのです。仕事に対する価値観が変わって来て、本当に面白いことにしか興味を示さない読者にどう応えていくかなど、現代的な課題にも触れていますので勉強になります。出版業界も生き残るために変わっていかなければなりません。楽しさや面白さを先鋭化した人がきっと生き残るのでしょう。そのことを肌で感じました。そんな新しい時代の希望を与えてくれた作品でした。松岡の頑張りも光ってました。

もいまめ

30代女性

主人公を大泉洋だと想定して書かれた原作の映像化らしく、役としてというよりは「大泉洋」が登場人物として出てるような感じで観ていて楽しかったし、そのせいかとてもナチュラルな演技でした。ドタバタ賑やかな映画かと思いきや、BGMもほぼ無音で案外と静かに物語が進むのだなぁと思ってるとLITEの曲が入る！インストバンドだからこその音で聴かせるBGMが本当にかっこいいしタイミングも絶妙です。騙し合いというより足の引っ張り合いという印象でしたが(笑)、大泉洋演じる速水輝は頭が切れるやり手の編集長で、目の前の問題をどんどん打開していく様子が観ていて気持ち良かったです。とくにラストに向けての勢いはたまりません。「足の引っ張り合いみたいだ」とは言いましたが、最後の最後はどんでん返しという感じで良かったです。速水のあんな表情が観れるとは…最初から最後まで楽しく観れました。エンディングロールの演出も好きです。

Yumai

20代男性

この作品の感想を言うと、とても面白かったです。作品の世界に夢中になって観られた映画でした。 予告動画では「すでに騙されている」とあります。騙されているとはどのような事なのか、考えながら観ました。 観てみると「なるほど」と感じました。 どのようなところで「なるほど」と感じたかと言うと、この作品の登場人物が 悲劇に遭うシーンを見たときです（この作品の見どころの1つ目です）。 この作品の見どころは4つあります。 1つ目は出版社の薫風社でトリニティ編集者の速水輝（はやみあきら、大泉洋）が雑誌の売上を伸ばすための大胆な行動するところです。 行動後にこの作品の登場人物が悲劇に遭います。 2つ目は薫風社の連載小説もある看板雑誌の行方です。 3つ目は宮藤和生（くどうかずお、佐野史郎）と矢代聖（やしろひじり、宮沢氷魚） で連載小説開始の記者会見のシーンがあります。そこでは、聖から衝撃的な一言があります。 4つ目が終盤のシーンで高野恵（松岡茉優）の大胆な行動です。 その他にも作家の普段いる場所に行くこともありましたが、終盤のシーンの方がもっと行動力があると感じました。 その4つが見どころであると私は思います。 さらに、生きていくうえで大事なことを学ばされることもありました。 それは速水の「攻めるときは攻める、守ってばかりではダメ」というセリフです。 成功するのかはわからないけど、可能性を広げるには行動するしかないと 伝えたかったかなと感じました。 誰が言ったのか、どのようなシーンなのかは忘れましたが、 「新しい物が必ずしも良いこととは限らない」セリフも心に残りました。 興味湧きましたら観てみてください！以上です。

まいる

30代男性

騙し絵の牙では、大泉洋さん演じる速水輝也の活躍があり、演技力がとても素晴らしく見どころだと考えられました。映画を観ていく中で、ウソを見破っていき、ウラを暴いていくところに映画の面白さがあります。意外性のある騙し合いになっていて、面白く感じられました。出版業界を舞台に、廃刊の危機に立たされた雑誌編集長が、裏切りや陰謀が渦巻く中で、今にもダメになりそうな物事を立て直すために大胆な奇策に打って出るシーンは、見どころであると思いました。無理難題に立たされた時に、どう行動していくかが大事だと思いました。ストーリーは、とても面白い内容になっていると考えられ、多くの方におすすめすることができる映画だと考えられました。

たける

20代男性

出版社のなかで巡る策略や編集者同士の意見の対立、個性的な作家からの介入など、普段私たちが知ることができないような出版社の裏側を覗けるような作品でした。先が読めないストーリーももちろん面白いのですが、大泉洋さんの何かを考えているようだけどその内容がつかめない、ミステリアスなキャラクターがマッチしていて良かったです。普段はふざけたキャラを演じていることが多いので、そのギャップもあってよりかっこ良く見えました。そして松岡茉優さんも同じくくせ者の役を演じていて、この二人のキャラクターがストーリーを予想できない方向へ乱していくのがこの作品の面白さだと思いました。心理戦やどんでん返しが好きな人にお勧めの作品です。

オレンジ

30代女性

人間って、皆邪魔をしていることが多いので、社会の裏を見ました。裏切ったり、邪魔をしたり、いじめをしていたり、人間はドロドロなので、そういう所が勉強になりました。私も泥沼にはまりたくないので、もっと自分を戒めないといけないです。人間なんて裏切りなんて当たり前に話だと思います。もっと、自分の為にも成長をしないといけないと思いました。人に馬鹿にされてしまうこともある自分に嫌気がさしてしまいます。もっと、自分を大事にしていかないと行けなんだと思いました。社会勉強をしてもっとよくなっていきたいです。勉強をしてもっと慕われる人間になりたいです。自分をもっともっと成長させていかないといけないので、堂々と生きていきたいです。

ayumi

40代女性

小説の作者が主人公の速水を大泉洋さんをあて書きして作った作品だけに大泉さんの持ち味のクセが強めで何かを企んでいるキャラがぴったりで面白かったです。出版社を盛り立てようとするあまりに行きすぎたところもあった気がしますが、誰もが驚くような面白いことをするためには普通の事ではだめなのだなぁとも感じます。仲間とか安定とかも大事ですが、ある意味で個人の力や振り切った考え方でないと生き残れない時代をどこか反映している作品かもとも感じました。リリー・フランキーさん演じる幻の作家もイイ味出していました。隠し玉がたくさんあるので何度か見るともっと楽しめる作品だとも感じます。速水と組んでいた高野との関係も波乱が起きるのも見応えがありました。

ムネ

40代男性

原作は大泉洋氏を当て書きしたそうですが、本作はむしろ松岡茉優演じる新人編集者・高野がメインになっていて（大泉氏もインタビューで原作と全然違うと語っている）、彼女の魅力と、その成長が観客をグイグイ牽引する原動力として働きます。脇を固める俳優陣がもう、超豪華な面々がズラリ勢ぞろい。佐野史郎の「待ってました！」な期待を裏切らない狼狽えっぷりや、國村隼の見事なスケベ親父、佐藤浩市の傲慢無礼さ等々、枚挙にいとまがない程。物語もめくるめく裏切りの総合商社的展開で、全く先が読めず、最後の最後までサスペンスされっぱなし。これからの出版業界の在り方とは？という割合重いテーマも同時進行するので、単なる娯楽映画にとどまらない、考えさせる余韻が残るのが良い。

ハチ

40代女性

作家・塩田武士さんが大泉洋さんを主人公にあてがきした、老舗出版社を舞台にした小説を映画化しただけあって、大泉さんが演じた廃刊の危機にある雑誌の編集長役はとてもハマっていたと思います。特に上司役の佐藤浩市さん、大御所小説家役の國村隼さん、若手編集者役の松岡茉優さんとのやりとりは、時にコミカルで、時にヒリヒリした感じが印象に残っています。いい人なのか、悪い奴なのか・・・いつもとはひと味違う「大泉洋」を見たい人にはおすすめです。ほかにも魅力的な俳優さんたちがたくさん出演されていて、ストーリーの展開やテンポがいいので最後まで退屈しないで楽しめるはずです。個人的に木村佳乃さんは、少し狂気じみたというか、狂信的というか、今回演じられたような役がハマる役者さんだなあと。また雑誌や書籍といった紙媒体が売れない時代に、出版社が生き残るにはどうすればよいのか、そこで働く社員はどう立ち向かうのかについて考えさせられました。