映画『浜の朝日の嘘つきどもと』動画を無料でフル視聴！NetflixやHulu/Amazonプライムで配信してる？

星の王子さま

40代男性

福島に実在するいわゆる単館映画劇場を舞台に、人生色々訳ありな人たちがおりなす、ヒューマンドラマの作品。主人公の高畑充希が閉館寸前の映画劇場を立て直すために、小さな嘘をつくことから始まるストーリー展開。懐かしくてほのぼのして、心温まるハートフルな作品です。高畑充希の演技が上手だな、さすがNHKの連ドラに出るだけあってプロだなと改めて感じました。ちょっとニューシネマパラダイスを彷彿とさせるような描写に、昔単館劇場で映画を見たことある人は懐かしい気持ちにさせられると思います。都会に疲れた人、田舎が恋しいと感じている人、映画の良さを改めて感じたい人、古き良き昭和の雰囲気を感じたい人にオススメな作品です。

金魚こまち

40代男性

王道の話で結末がわかりやすくいつも見ている難解な事件などという話よりもわかりやすい話でした。その上感動できるいい話であり、心が温かくなり何かしら懐かしさを感じるようなそんな空気、映画全体に春のうららかな空気が漂ってるようなそのような気持ちがありました。それもそのはずで、全編にわたって愛が溢れておりハートの形が飛び交った恋愛ものではないのですが、同じ愛のカタチの家族愛のような繋がりがあふれたような人と人との愛を大事にしたようなそんな映画であります。色で例えるとオレンジ色という思いがするその映画、朗らかな空気が漂いそして浜の朝日のような眩しさが心の中にきらめいているのであります。そんな内容は今流行りのコロナとそして東日本大震災のような災害を合わせ混ぜているためより密着した感動が得られたのです。

koji

40代男性

監督のタナダユキさんが、福島中央テレビの開局50周年の企画で制作した、同タイトルのテレビドラマがあって、その前日談という形で制作されたのが本作になります。福島県に実在する映画館「朝日座」を舞台にした物語です。主演は高畑充希さんで、閉館の危機にある「朝日座」を救おうと奮闘する女性を演じています。高畑さんは独特な雰囲気のある女優さんで、作品ごとに、本当に違った表情を見せてくれます。小柄で、コケティッシュな容姿で、幼さを感じるのに、強い目力があって、不思議な女優さんです。助演で噺家の柳家喬太郎さんが出演しているのですが、上手いですねえ。俳優業ももっと見たいですが、本業の落語をおろそかにできない。もっと映画に出る暇があったら、もっと高座に上がってくれ、というファンの声も聞こえてきそうですが。

fmpanda2

50代男性

映画館は昭和の頃の雰囲気が感じられる貴重な場所ですが、この映画でも描かれているように 時代の流れや環境の変化により次第に経営する事自体が難しくなっているのが実情です。 主人公の莉子も学生から大人の女性へと成長していくように、この朝日座も映画館として存続するには 時代と共に変化し成長していかなければという現実がある。映画の中で莉子たちが映画館を立て直そうと 懸命に資金集めをしている事を知りながらもオフィスIの社員が、語っていた映画館を取り巻く現実的な話を 聞いていると、確かに莉子たちの頑張りは一時的には映画館の経営を好転させるかもしれないが長期的には 難しくなるかもしれないと思わせてくれる。この映画では映画館が地域社会の中で存続する意味を作品の中で 問いかける内容となっており、単に莉子たちが存続に向けて頑張る映画というよりも時代の変化に合わせて、長い伝統ある 映画館がどうすれば存続できるのかとみている人たちに問いかけている映画のようにも感じました。

ニードル

30代男性

高畑充希さんと大久保佳代子さんの共演が何故か不思議なケミストリーを生み出している映画です。100年の歴史がある映画館が閉館してしまうというはじまりなのですが、その映画館を立て直そうと奮闘する茂木莉子と言う少女が現れて物語が展開していくのですごくワクワクさせられます。やはり一番気になったのは大久保さんの演技力です。今まで彼女がドラマなどに出ていても真剣に見たことはなかったのですが、改めて見て見るとすごく自然に演技しているので素晴らしかったです。高畑さんとの掛け合いもかなり自然で、息が合っていました。寂れた映画館という設定が自分の中ではとても好きな設定なのですぐに内容に入り込むことができて満足でした。

ルーク

40代女性

主人公が映画館に対して特別な思い入れを持つ理由が、彼女の学校の担任だった女性との交流から来ていることが丁寧に描かれていて良かったと思う。先生役の大久保佳代子が良い味をだしてると思いました。先生と生徒の交流も今の時代では希薄になりつつあるけれど、この映画のような交流って良いなあと素直に思った。高畑充希ちゃんはこういったまっすぐな、ひたむきに目標に向かって取り組むような役がぴったりはまると感じました。地元で100年もの間愛された映画館に昭和のほのぼのとした古き良きものを感じました。自分も高校生くらいまでは地元の映画館に友達と誘い合って行っていたけれど、いつの間にか今はシネコンで映画を見るのが当たり前になっていて、当時が懐かしなあと思い出しました。

ayumi

40代女性

映画館の閉館を巡る作品なので時代の流れを感じずにはいられない一本ですが、登場人物たちのやりとりがなかなか面白く言葉のセンスが秀逸なので期待できます。舞台は実在する福島の映画館なので見えないけれどそこにある歴史感というか空気も込みで味わいの深い作品です。劇場の閉館を止めようとするあさひを高畑充希さんが演じていますが、何よりお笑いコンビ、オアシズの大久保佳代子さんが演じた茉莉子先生の存在感があり好演でした。ラストも茉莉子先生の活躍？にもっていかれた感じなのでお楽しみに。言葉遣いも下町っぽく「ぶっとばすぞ、じじぃ」など感情的でありつつ、言いたいことを代弁してくれる箇所があり魅力のある作品です。映画や映画館のことも大事だけさらに何か芯のあるところへ導かれる終わり方なのも魅力でした。

たける

20代男性

映画と映画館が持っている魅力というのを上手く描いている作品だと感じました。特に映画の楽しさというのは、今辛い状況にある人達にとってのひとときの幸せであるということが分かるシーンもあり、自分も同じような体験をしたことがあるので心の底から共感することができました。今はネットで映画を見られる時代だけど、映画館というみんなが一か所に集まって笑いや感動を共有できる場所があるということは素晴らしいことなんだと改めて思いました。さらにこの作品では、優しさ溢れる人間ドラマパートもあるのが見どころとなっています。映画館を再建するために、みんなで協力して自分にできることを全力でやっていく姿に勇気を貰える内容になっていて良かったです。