映画『ずっと独身でいるつもり？』動画を無料でフル視聴！NetflixやHulu/Amazonプライムで配信してる？

のん

20代女性

タイトルにあるようにずっと独身でいる女性はもちろん、「女」としてこの社会を生きる人なら誰しもが共感できる悩みや葛藤、息苦しさをリアルに描いている作品だと思います。社会が求める女性像と一人の人間として自己が望む人間像とのギャップの狭間で、自分自身も自己を見失いかけたり、自分の心に嘘をついたり、何が正解で何が幸せなのかわからなくなる…。そんな苦しさの中にいる主人公と、同じように女性としての在り方に悩む3人の女性を中心に話が進んでいきます。登場人物たちの悩みや心情の揺れがリアルなのと、女優さんたちの演技のうまさが相まって、見ている間はかなり感情移入してしまいました。そんな女性の悩みが描かれた作品ですが、エンディングではしっかりと前を向く主人公の姿が描かれており、スッキリとした気持ちで見終えることができるのも気に入ったポイントです。

山口

30代男性

田中みな実映画初主演となる本作は現代に生きる独身女性の問題を浮き彫りにした映画となっていました。結婚を必ずしないといけないという価値観が昔ほど押し付けられることは無くなったものの、今でもやはり根強く残っています。そして、女性は結婚したら仕事を辞めて専業主婦になるという固定概念も昭和世代の方々には根強く、女性の社会進出がなかなか進まない日本に対して個人的に苛立ちを感じることも多くあります。この映画の主人公であるまみもそんな固定概念に日々苦しめられており、「結婚」という二文字のプレッシャーに押しつぶされそうになっております。その他の登場人物に関しても、女性ならではの問題を抱えており、このあたりの感覚は女性監督であるふくだももこだからこそリアルに描けたのだと思います。女性が抱える問題を知るために、男性こそ見なければならない映画なのではないかと思いました。

ユウマ

20代男性

男の僕からすると、女性に対しての接し方や話し方に気をつけようとなった。これまでに男とは女とはでの固定概念があったと思うが、そういうのはもう失われていると思った。男が育児や家事をし、女性が社会で活躍すつ世界になってほしいと心の底から思った。こういう事を書くと、社会派の重たい作品と思われるが、とてもキラキラしたエンターテインメント作品だと思う。作品に出て来る主要登場人物４人の演技がとても生き生きとしており、幸せになって欲しいと思った。人それぞれに生き方というものがあって、独身だからとか、結婚しているからだとか、若いからとかは全く関係ないんだなと思った。結局は自分自身がどうしたいのか、どうなりたいのかを、この映画を観て見つめるキッカケになったと思う。

SUN

20代女性

結婚、出産っておめでたいことって刷り込まれているからなのか、結婚っていうわかりやすい幸せがほしくなるんですよね。頑張りたくないし、すがっちゃいたいし。ただ別れてしまうかもしれないし、夫が死ぬまで健康でなにもないとは限らない脆いかどうかもわからないものにすがるなんで愚かなのかもしれないね。結局どうしたいんだろうなって考えさせられちゃう映画です。パパ活女子、ワンオペママ、元カレを美化してしまっていたアラフォー、それぞれに地獄があって幸せの定義が難しすぎます。さみしさとかしんどさからすべてが敵に思えてきて皮肉になっちゃったり気分の浮き沈みが隠し切れなかったりする人に、どこかのシーンが刺さるのではないかなと思っています。

よん

20代女性

アラサーの女性たちには響く作品だと思います。結婚を目標にしてしまう女性、周りの幸せを妬む女性、パパ活などをして生計を立てている女性などとてもリアルな女性像があり、自分と照らし合わせて見てしまう人が多いと思います。女性の一生において課題となる、結婚や出産。それを題材に、それらに真正面から向き合う女性たちの葛藤が描かれています。結婚をしても幸せではない人もいる、結婚は2人だけのものではない、結婚がゴールではない、その前に自分らしく生きられる人生の方がカッコよくない？と思いました。結婚する前にこの作品を見ていたら結婚を踏みとどまったかもしれないですが、結婚しても自分らしくいられる今の私は、幸せ者だとも思えました。だからこそ旦那様と大切にしようとも思えました。

りりー

20代女性

都会でバリバリ働くかっこいい女性や家庭に入った女性、今話題のパパ活で生活している女性などのリアルな恋愛模様や生活風景が描かれていて、20代?40代くらいの女性にはかなり共感できる内容でした。私自身も20代後半で最近まで仕事や恋愛、将来の生活など悩むことが多かったのでこの映画に描かれた女性達に親近感を感じたり、色々なことを思い出し考えさせられました。現代社会では女性の仕事、結婚などは人によって考え方が様々であり、どれが正解か不正解かということはないのだというメッセージも込められた良い作品でした。現時点で自分の生き方に悩んでいる女性、昔自分も仕事や恋愛で悩んでいたという女性、これから先の未来に迷う女性にぜひ見てもらいたい女性のための映画です。

マーサ

30代男性

仕事に悩み、結婚に悩み、将来に悩む女性の葛藤や成長を描いた作品。バラエティで自身の恋愛観や、女性が活躍する世の中についてざっくばらんに語る田中みなみさんが主というのがいいね。仕事と結婚生活の両立がいいのか、独身を貫くのが幸せなのか、人の数だけ答えがあるようで、そもそも答えなんて存在しないテーマ。だから、自分の答え価値観を押し付けてはいけないと思う。この作品を見て、自分がそのような行為に陥ってはいないか考えさせられた。また、何が幸せと感じるかも自分次第であって、ただ欲しがってばかりではなく、足ることを知ることも必要だよと訴えかけているように思えた。「愛される事や人にどう見られるかばかり考えてた」というセリフが印象的。田中みなみさんが言っているから余計に説得力があったのかも。男女、世代、関係無くオススメできる作品だと思う。