映画『ハケンアニメ！』動画を無料でフル視聴！NetflixやHulu/Amazonプライムで配信してる？

りゅうこ

40代女性

原作小説を読んでから映画を観たので、原作どおりかどうかという視点で観ました。原作も素晴らしかったのですが、映画もきちんとアニメーション業界について知ることができるようになっていて面白かったです。アニメが好きな人はもちろん、アニメーション業界で仕事がしたいという人などに役立つ作品だと思いました。アニメ作品を一つ作るのにこんなにも多くの人が携わり、一つ一つの細かな作業があるというだけで気が遠くなります。裏方の苦労を知ることができたことで、より一層、これからアニメを観る気持ちが引き締められるようになると思いました。配役も原作のイメージどおりだったので違和感なく映画も観ることができました。老若男女に観てもらいたいものです。

にる

30代女性

二つの作品を作る監督とプロデゥーサーと製作陣の熱いお仕事映画です！私自身がこの業界にいたことがあるからこそ、とてもとても共感できる部分が多くあり、そして何よりクリエイターの内面的な葛藤や作品をどんな思い、願い、自分の血肉を捧げながら作っていくあの現場を思い出しました。アニメーションとは総合芸術であり、多くの人が様々な思いを抱えながら作っています。それぞれがそれぞれの誇りとプライドを持ちながら仕事をしていて、職人としてこの願いを祈りを届けたいんだ！という熱意を熱く感じました。内容については斉藤監督(吉岡里帆）×行城プロデゥーサー(柄本佑）率いる「サウンドバック」、王子監督(中村倫也）×有城プロデゥーサー率いる「運命戦線リデルライト」の制作の裏側とその対決について描かれています。特に斉藤監督の方で描かれているのはチーム内がどのように変化し、斉藤監督がどのように成長し、信頼と団結と曲げられない思いとが熱意として伝播し昇華していく過程です。王子監督の方ではプレッシャーとプライド、そして妥協せず作れるものを妥協せず作ることの難しさと重圧を主に描いています。どちらの方に関しても胸にくるものが多すぎて語り尽くせません(笑）。これはアニメだけでなく会社で勤めてる方でもプロジェクトを進めていく過程を経験したり関わったりした事がある方には近しい何かを感じることも多いのではないかと思いました。そして、見終わった後でキャッチコピーになっている「好きをつらぬけ。」と作中によく出てくる「刺され！誰かの胸に！」という言葉がとても腑に落ちると共に仕事頑張ろうって思える映画でした。作中で題材になっているアニメもしっかり作られており、ここにも強い熱意を感じました。原作者・辻村深月さん、監督・吉野耕平さん、脚本・政池洋佑さんを筆頭としますが製作陣の方々に感謝が止まりません！私の胸にもしっかり刺さりました！！

アラ

30代男性

ストーリー自体は、いわゆるテンプレ展開だが仕事にかける思いや情熱などは、多くの働く人、特に何かを作る仕事をしてる人に響くお仕事ムービーだと思う。仕事で何かを作るには、本当に多くの人が関わっていて大人の事情もあり、単純にいいものを作り出せばいいというわけではない難しさと現実に葛藤する姿がよく描かれている。中でも驚いたのは劇中に登場するアニメ２作品が実際に最終話までのプロットが考えられており、作画・アニメーション・声優などもしっかり作り込まれ、観ている側の劇中作への思い入れも強くなり、感動も強くなる。一人一人のキャラクターも個性的でありながら魅了が強く、鑑賞後には自分のお気に入りのキャラができていると思う。一見嫌な奴も仕事に対する熱意が見えて嫌いになれない良さがある。

まる

30代男性

アニメ業界を舞台にした作品なのですが、とても面白い映画でした。まずアニメ業界を舞台にした作品といえばSHIROBAKOという作品が思い浮かぶかもしれませんが、実写版でアニメ業界を題材にした作品は見たことがなかったので非常に新鮮な気持ちで楽しむことができました。ハケンアニメとは1シーズンで一番面白い作品という意味でそのハケンを目指して奮闘するスタッフたちの姿が描かれていて最高でした。主人公の斉藤瞳を演じていたのが吉岡里帆さんだったのですが彼女の天真爛漫な感じがすごくこの作品にマッチしていて最高でした。作中でもアニメーションの部分が存在するのですが梶裕貴さんが声優として参加していて、とてもお金がかかっているなと感じましたね。アニメーションの監督もちゃんとした本当のアニメ監督さんを配置しているのでクオリティに関しては申し分ございません。

たける

20代男性

仕事をテーマにした映画は堅苦しい内容になってしまいがちですが、アニメという私達にとって凄く身近な存在を取り上げることによって、親しみやすい内容になっているところが良かったです。さらにこの作品を見ると、アニメを描く人以外にもいろいろな役割を持った人がいて、プロフェッショナルな人たちがみんなで団結するからこそ素晴らしいアニメができるんだということを学べました。表舞台になっている人だけが頑張っていることを賞賛されがちなこの時代に、裏方の重要さを知れるこの作品は非常に重要な意味を持っていると思いました。ここまで深いテーマに踏み込んでいるのに、難しすぎない内容になっているところもこの映画の素晴らしいところだと思います。

タケ

50代男性

吉岡里帆と中村倫也の真面目な対決に、仕事の醍醐味を味わうことができる秀作だと思います。最初はハケンと言っていたので派遣社員のことだと思っていたのですが、業界の中での覇権という意味を知り、大笑いしてしまいました。かわいい吉岡里帆が一心不乱になって仕事に没頭する姿は、圧倒的な迫力に満ちていました。作品を作るというのは自分の命を削るという側面がありますが、彼女の姿は好きであるからこそ努力という次元を超えているような気がしました。ライバルの天才監督である中村もまた凄まじい精力で作品作りに取り組んでいます。その戦いの中でヒロインが着々と実力をつけていくところはこの作品の見所でしょう。この二人の激しいばかりの仕事への情熱のようなものは、きっと常に時代を変えていくエネルギーになるような気がします。

きこ

20代女性

吉岡里帆がとにかく終始可愛すぎて見惚れてしまいました。そして彼女の出演する作品を見ていくうちに彼女の演技力がどんどん上がっていくのが目に見えて感心しました。何かを失ったとしても、その中において光ものを見つけていける、という強いメッセージ性ある内容がとても印象的でしたし大好きでした。ストーリーが進んでいくうちにみんながどんどん一致団結していく様子がしっかりと伝わりましたし、思わず感動により涙を流してしまうようなシーンも含まれていたので最高でした。そしてまた、仕事は色々な人たちが携わってこそ成り立っているということをよく理解できましたし、表舞台に立つということだけが重要であるというわけじゃないことも学びました。

ゲコゲコポエム

40代男性

深読みせず単純に穿った見方をしなければ元気になれる映画であり、胸に突き刺さるものは多少なりともあります。最初に前置きから入った映画にしては期待以上の活躍を見せてくれた映画で、元気づけられている自分がいたのに驚きを隠せませんでした。ネタバレにはなりますがハケンというのはそういった意味になったのかといったような驚きがあり、私は目からウロコでした。カタカナでハケンと書いてあるのはそれまで固定観念により日本人のほぼ全員に植え付けられた派遣を頭に思い浮かべるのだと思います。しかしハケンという意味がそういった違った覇権という意味だとわかった時に、この物語の本質が見えたそのような感じがします。普段アニメを見ない人にこそ見て欲しい映画であり、演技派女優である吉岡さんの活躍もその普段アニメを見ない人に対して尽力されていると感じられました。