映画『とんび』動画を無料でフル視聴！NetflixやHulu/Amazonプライムで配信してる？

トシ

50代男性

とんびは鷹を産むと良く言いますが、私は鷹は鷹を産むで良いと思います。何故なら、皆んな尊い存在であり、誰一人蔑む必要はないからです。どんな人も生きているだけで素晴らしいということを、鑑賞後に強く感じました。阿部や北村や薬師丸たちは、それぞれ悩みを抱えて生きています。それが故に、乗り越えた時、「人生の景色が美しく見える」ということなのでしょう。苦しみは素敵な果実を与えてくれるのです。物語は昭和37年ごろから開始しますが、日本は貧乏な時代でしたが、皆んなポジティブなくらいに元気でした。それにしても阿部の海より深い息子への愛には泣けます。その他ふんだんに泣ける場面が多いので、できるだけ大きめのタオルをお持ちください。

もずく

40代女性

これまで何度も映像化されてきた作品ですが、今回はこれまでのどれよりも家族というものについて注目していると感じました。血のつながった家族、血のつながりはないけど紛れもなく家族と呼べる存在、家族になりたいと願う存在など、随所で家族とは？と問いかけられているようでした。親子、夫婦、友情、どの関係にも相手を思いやる心があって、その言動の根底に愛情が感じられ、どの形も肯定し家族であると答えたくなりました。何気ない日常を過ごしてきたつもりでも、そこに愛がちりばめられていたことに旭が気づいた時、その大きさや深さを旭とともに感じられて、何とも言えない気持ちになりとても感動しました。迷いながらも懸命に旭を育てるヤス役の阿部寛さんやそんなヤスを温かく見守り、共に歩んでいる照雲やたえ子らを演じている安田顕さんや薬師丸ひろ子さんなど芸達者で味のある俳優陣が揃ったのも素晴らしかったです。

ムササビ

30代女性

父親が本当に、不器用で、意地をはってはいるものの、心の底から息子を愛しているのだなと感じました。愛情表現が下手だったり、恥ずかしがっ手いばったりしていても、心の奥底では、常に息子の事を思っているのが、とてもわかるので、今まさに反抗期を迎えているお子様と親子で見に行く事を強くオススメしたいストーリーです。心がもどかしくなる所、それでいて本音を言えない所など、共感できる所もあるのではないかなと思いました。今は、分からなくても反抗期がなくなり、成長していくにつれていつか、あの時親子で見た映画だったと振り返った時に、いい思い出だと思える映画なので、是非見ていただきたいです。いつ見ても、素晴らしかったという映画は心を踊らせたり、心に響くものです。この映画は、心がジーンと温かくなり、何度も見たいと思う映画です。

高身長人間

40代男性

親と子の心に寄り添う感動的なストーリーであり親子愛の心情を深く描いている作品だと思いました。映画化されるまでに紆余曲折を経た作品で原作はかなり昔からあったのですがテレビドラマ化されてそこから映画化されました。脇を固める役者さんがすこぶるよく、かなり物語をよく育てていました。よく泣かせられる部分がありノスタルジックに浸れるような良い映画であります。そのうえ世代を問わず暖かい気持ちにさせてくれましてて朗らかに見ることができました。昭和の古き良き時代を描いた映画の中で家族愛について描いている映画なので背景の泣かせる舞台はそろっていますし、とてもうまくまとまっているためか泣ける映画と推奨できる映画なのです。特に年を重ねた人はグッと胸に来るものをなのではないか。そんな親子愛を見せつけてくれるような映画であったのです。

マイ

30代男性

重松清さんの小説が原作のこの映画なのですが、阿部寛さんと北村匠海さんという豪華な顔ぶれがとても満足感を煽ってくれました。そもそも阿部さんと北村さん共に顔がどちらかというと濃い感じなので段々と本当の親子のように見えてきて作品にのめり込むことができました。父子家庭という男同士の関係性が見ていてちょっとだけむず痒くなるのですが、その雰囲気も段々と物語が進むにつれて楽しめるのですごくいいです。結構展開が早くてテンポもいいので飽きることなく見ることができます。ヤスは実の親と離別していて実親からの愛情を全く受けずに育ったというバックボーンがすごく面白く働いていると感じましたね。子育てに苦労しながらも商店街の皆さんがヤスのために力を貸してくれる感じが非常に心温まります。

30代男性

この映画では、父親であるヤスがアキラを応援しているシーンに感動を得ることができました。父子2人の生活が始まっていて、母親がいない中でどのように生活を送っていくのか見どころがありました。母親が事故で他界してしまったことは心苦しく感じました。アキラが父親に感謝しているシーンを観ると、感動して涙が出てきました。良い家族であると考えられました。アキラは、いろんな大人から支えて頂いて育ったのではないかと思いました。阿部寛さんの演技力がとても素晴らしく見どころがありました。親子の絆を描き出していて、感動を得ることができるシーンが含まれていてとても良かったです。家族で観ると感動を得ることができると考えられ、多くの人におすすめできる映画になっています。

サキ

20代女性

北村匠海のイケメンだけど独特の雰囲気を持つその特性から、「田舎のイケメン」といったイメージがぴったりにあっているなと、その適役さに感心しました。そしてまた、北村匠海の父親役である阿部寛の無骨な親役も最強にマッチしていました。それくらい二人ともが役にしっかりと自分を当てはめていて演技のクオリティも高いものになっているのだろうと思いました。親子とは一体なんなのか、家族とは一体なんなのか、そういったことを考えさせられる場面が多く、涙なしでは見ていられませんでした。「家族」や「親子」は生きている人間誰しもが属するものであるため、誰もがこの作品を通してさまざまなあり方を学ぶことができるのではないかと思いました。親に感謝を伝えられるうちに伝えておこうと改めて考えるきっかけをくれた良作です。