映画『前科者』動画を無料でフル視聴！NetflixやHulu/Amazonプライムで配信してる？

マッシュ

40代女性

私はドラマ「前科者」のファンだったので、映画も楽しみにしていました。ドラマでも思いましたが、保護司というお仕事はすごいなぁと思いました。これだけ大変なのに、なぜ無償なのでしょうか。無償で成り立っているのがすごいお仕事だと思います。映画では森田剛さんも若葉竜也さんもよかったのですが、比較してしまうとドラマ版の方がすごく心に響きました。映画を観た方でも、もしドラマを見ていないなら、ドラマをすごくおすすめします。映画でも江の島が出てきましたが、このお話に江の島のイメージがなかったのですが、原作マンガは江の島が舞台だと知り、少しずつマンガも読み始めました。映画でも石橋静河さんは男前な感じでよかったです。この役だと他の役をやっているときと、全然イメージが違うのですが、とてもはまっています。

タケ

40代男性

私の友人には「保護司」という職業の人がいます。彼はガソリンスタンドを経営しながら、無償で社会のために一生懸命働いています。立ち直るために努力しても、この仕事では裏切られることが多いのでしょう。ですから、私には彼らがまさに仏様や神様のように感じられます。有村架純さんがどのようにこの難しい役を演じるのか興味を持ち、映画を観に行きました。そして、彼女の魂からの叫びのような一つ一つの振る舞いに、感動を覚えました。彼女は人間としての弱さと強さを全身で表現し、ますます成長していると感じました。また、森田剛さんは前科者の役を演じていましたが、私が思っていた以上に素晴らしい演技でした。二人の演技の化学反応が良かったため、この映画は優れた作品だと言えます。そして、この作品から、人は一人では生きていけず、影響し合って励まし合って生きていくことが成長につながることを学びました。感謝しています。

とことこ

40代女性

有村架純が化粧っ気もなく、全身で保護司・佳代を演じる映画『保護司』。ドラマ版を見ていた方は保護司がどのような職業か理解できたかもしれませんが、初めて接した方はピンとこなかったかもしれません。犯罪者の更生に真摯に向き合う姿は素晴らしいのですが、少々無防備すぎて現実味が薄い印象も受けます。また、犯罪者たちが基本的には良い人たちであるという描写にも突っ込みたくなるかもしれません。その点、ドラマの方がよりシビアな印象を受けました。映画では明かされなかった佳代が保護司になった理由が明かされ、彼女が抱える過酷な運命が分かりました。今後も彼女は保護司としての人生を歩んでいくことになるでしょう。映画版のストーリーはドラマチックでしたが、まだ観ていない方はぜひドラマ版から楽しんでいただきたいと思います。

大福母

40代女性

この映画は、役者の演技がとても良かったです。有村架純さんが可愛らしさの気配を消して、地味に徹する保護司役を演じ、磯村優斗君が時折闇を見せる刑事役、そして森田剛さんが元受刑者役を演じました。特に、森田剛さんの演技が素晴らしかったです。彼の演技で、母親を殺され、施設でも社会でも虐げられ、やっと希望が見えてきたと思った矢先、今度は弟を守るため罪を重ねることになってしまった男性の人生を、実在しているかのようにリアルに描写していました。

彼と弟は社会に出ても苦しんでいるのに、母親の命を奪った義父は更生して社会生活を送っていることに、彼らから見れば許せない気持ちを抱いています。しかし、義父の更生を助けた人がいて、彼にも後悔の念があるのかもしれません。もし自分が被害者だったら、そんなお人よしの考えは持てないかもしれません。有村さん演じる阿川の「私を刺そうとした人にも、寄り添う人がいたら罪を犯さなかったかもしれない」というようなセリフが印象的でした。彼女自身、重い過去を背負って生きていく中で見つけた、被害者も加害者も生まないためにできることが、保護司の仕事なのかと感じました。重く悲しいシーンも多々ありましたが、救いのあるラストでよかったです。

筍ブレス

40代男性

この映画の魅力は、演技力にある。有村架純は、想像以上に演技がうまく、違和感のない演技を見せてくれた。森田剛も、引けを取らないほどの演技力で感動した。ドラマを見ていない人でも楽しめる、演技力に定評のある映画なので、ドラマを視聴してからの視聴が特におすすめだ。涙なしでは見られない物語であり、やるせない気持ちを集約した感動の巨編で、おもしろい映画だった。苦い恋の話やつらい兄弟の話があるが、最後に一筋の光が見えるお話に感動する。序盤から引き込まれる内容で、最後まで疲れずに見られるので、オススメの邦画だ。

さき

20代女性

ストーリー展開が非常によく、有村架純が保護司を目指した理由が徐々に明らかになっていきます。その後、犯人が容赦なく発砲し、殺されていく事件が起こります。その動機には、こんなにも悲しい過去があったからだと納得できました。人はどんな立場であっても、辛く悲しい思いをしたことがあるかもしれないと思うと、そんな時に寄り添ってくれる人こそが非常に重要であり、簡単に手放してはいけないと感じさせられました。世の中に生きる全ての人々が、阿川佳代のような性格をしていたら、どれだけ幸せな世界になるだろうかと想像してしまいました。自分自身、辛い思いをしている人がいれば、寄り添ってあげられるような人間になりたいと心から思えた作品でした。

でんぼ

30代男性

犯罪行為を犯した者たちは、収監期間を終えても、決して社会で人間として生きていくことはできないと私はずっと考えていました。しかし、映画「前科者」を見て、殺人を犯してしまった人たちにも心の支えが必要であること、そして彼らにも社会で生きていく希望があるのではないかと感じました。工藤が釈放された後、保護司の阿川は彼のために手作りの牛丼を作ってあげたり、コンビニのバイトを途中で抜け出して彼を助けたりしています。阿川に接するうちに笑顔が増えていく工藤を見て、私は殺人を犯した人たちにも心の支援が必要であり、それが再犯を防ぐために必要なことだと感じました。物語のラストは衝撃的でしたが、保護司は給料をほとんど受け取らず、工藤に寄り添う阿川の姿を見て、殺人を犯した人たちでも社会で生きていけるのではないかと感じました。素晴らしい作品で、希望を感じることができました。

蟹江

30代男性

この映画を見る前は、「保護司」という職業自体が初めて耳にしたので、勉強不足でした。しかし、受刑者と保護司の視点を通して、問題点や複雑さが予想以上にあり、受刑者を悩ませていることが分かりました。リアリティとエンタメ性のバランスも素晴らしく、近年の邦画作品の中でも記憶に残る一作となりました。主役の有村架純と対局にある「森田剛」が持つ、圧倒的なパワーには正直驚きました。「ヒメアノ～ル」で魅せた怪演同様に、影のある表情と狂気性を遺憾なく発揮し、見たものすべての脳裏にベッタリと湿っぽく焼き付きます。細部に至る演技と表情を見るだけで観客を引きつけて離さない、森田剛の演技を見るだけでも十分すぎるほど満足できる作品です。重たいテーマになってしまうこともありますが、真剣なまなざしとパワーでこちらも見たくなる作品です。